夫はコロナに2回陽性になりました。
1回目はデルタ株、2回目はオミクロン株です。
1回目はデルタ株
コロナ感染の陽性1回目は、ちょうど1年前(2021年夏)になります。
デルタ株でした。
まだ、ワクチン接種するにも、予約ができない状況でした。
高齢者には一通り接種した後で、人口が多い県が優先的に接種していた時期でした。
なのでワクチン接種は1回も受けていませんでした。
デルタ株
デルタ株は重症化しやすい株で、39度以上の熱が全く下がらず、解熱剤を使っても少し熱が下がるだけですぐに高熱にもどってしまいます。ほんとに辛いといってました。
肺に菌が入り込むようで、息を吸っても吸っても苦しくて、肺の機能を果たさなくなるようでした。
夫が感染した時期はデルタ株が流行りだしたごろで、感染力が強く東京や大阪では病床が一杯で治療も受けれない状況でした。治療さえ受けれていたら助かった方もいるのに、まさに医療崩壊でした。
私の住んでいる県は、まだそこまでではなかったので治療はうけれました。
発熱してからの流れ(2021年の場合)
- 病院でPCR検査をうける
- PCR検査の結果を待つ(当日から2日後ぐらいで電話が掛かってくる)
- 陽性なら今度は保健所からの電話をまつ
- 保健所の指示に従う(感染経路を調べるため、沢山の質問に答える。ホテル療養のための手配をしてもらう)
- 保健所の手配のお迎えの車でホテルまで送ってもらいホテル療養にはいる
- 重症の場合は病院へ移る
- その場合は救急車で運ばれる
- 発熱して2週間療養
- 熱が下がって安定し、平熱の体温が基準日数に達すれば退院です
私の夫の場合、木曜日の夜に発熱したため、翌日の金曜日にPCR検査をうけました。
当時はどこの病院でも診察やPCR検査をしてくれるわけではないのです。
ネットで調べて、電話で確認しないといけません。
検査結果は2日後の日曜日の予定です。
検査結果が出るまでの2日間は、何も治療のないままフラフラな状態で自宅待機でした。
一人暮らしの人は、動けない状態なので、重症の方だと本当に大変だと思います。
陽性の結果がわかったのが日曜日の朝一でした。
陽性と分かった時点で、病院から保健所に連絡がいき、保健所から陽性者に電話があるようです。
保健所からの電話待ちです。
とにかく早く何かしらの治療をしてほしかったです。胸が苦しくて、トイレに行くのもつらそうな状況でした。
早く治療をしてほしいと思っても、陽性の患者が多いので保健所からの連絡はなかなか掛かってきませんでした。
やっと掛かってきましたが、まずは感染経路を調べるための質問攻めです。
しょうがないですよね。これ以上コロナ患者を増やさない為ですものね。
高熱が続いている時に質問攻めは、頭がもうろうとしているので、きつかったそうです。
検査結果が出た日の午後に、ホテル療養が決まりました。
ホットしました。医療従事者の方がいらっしゃるホテルは安心できます。

夕方にホテルまで送ってくれる車が、迎えに来てくれました。
送ってくれるのはありがたい。でも、どんな車でくるのだろう?防護服を着た人たちが来るのかな?
近所の目もあるので、目立つのが心配でした。
ですが、そんな心配はいりませんでした。
一般のくるまで、ミニバンでした。
運転手の方一人と、助手席に一人いらして、感染対策は手袋とマスクだけでした。
車の中はしっかり飛沫防止シートが張られていました。
荷物をたくさん持っていくと、フラフラの体で自分が運ばないといけないので、少なめにした方がいいです。
ホテル療養では、朝昼晩のお弁当とお茶がでます。
水は自由に水分補給できるように、ペットボトル500mlが置いてあります。
タオル類も自由に換えれるようになっています。
最低限必要なものは、着替えと持病の薬です。
スマホ スマホの充電器 多少の現金も忘れずに。
ホテル療養で一番つらかったのは、朝昼晩のずっとお弁当だったことだそうです。
さすがに飽きて、暇でテレビばかり見ているのに、おいしそうな料理が出ると堪らなかったそうです。

濃厚接触者とは
広島県のホームページには、濃厚接触者とは、どういったことか以下のように書いてありました。
- 患者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった方
- 手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、患者と15分以上の接触があった方
- 患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い方
- 適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護していた方
- 患者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった方
- 手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、患者 と15分以上の接触があった方
- 患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い方
- 適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護していた方
濃厚接触者の自宅待機(デルタ株)
- 仕事先へ電話し、身内にコロナ要請者が出たことを伝える。
- 自宅待機
- 保健所の指示に従う
- 保健所よりPCR検査を受けるよう指示がでる
- 保健所よりPCR検査会場の予約をしてもらい検査を受けに行く
- 検査を受けた当日には結果がわかり、陰性なら陽性者と最後に接触があった日から2週間自宅待機
- 保健所から毎日検温チェックの電話がかかってくる。
- 感染者と最後に接触した日から14日間自宅待機(感染者と最後に接触した日を0日とし翌日から1日とし14日間)
- 感染者が自宅待機が長引く分、濃厚接触者も自宅待機期間が延びてしまします。
保健所から言われた濃厚接触者の行動についての注意事項
- 人が集まるイベントには行かないでください
- 美容院には行かないでください
- 食料品の買い物はいいですが、人ごみは避けてください

2回目はオミクロン株
2022年夏に2回目のコロナ感染が確認されました。オミクロン株です。
夫は身近な人が発熱し陽性が出たと聞き、すぐに抗原検査をしました。
結果は陰性でした。
良かったと安心していたのですが、翌日の早朝に夫よりラインがきました。
「37.7度の熱があるので、病院へ行ってきます。」
えー抗原検査では陰性だったのに。。

オミクロン株
発熱したらどこの病院へ行ったらよいのか?
前年のデルタ株の時とは違い、かかりつけの病院でだいたい受診してもらえます。
1年前と違いPCR検査をしてくれる病院がほとんどです。
発熱の場合かかりつけの病院へ電話していくのが確実です。
病院は正面入り口からは入れないので、裏口に来てくださいなどの病院の指示があると思います。
現在2022年8月3日は感染者が全国25万人近くいます。
病院の裏口も発熱のために並んでいる人の列ができています。
オミクロン株は比較的、軽症で済むようです。
喉の痛みと熱がでます。個人差やワクチン接種の状況にもよると思います。
夫の場合は、ワクチン接種は2回打ってます。
発熱した当日は37度台で、咳と喉の痛みでした。
2日目も37度台でしたが、夕方から38度台に上がり解熱剤を飲んでいました。
病院で重症化しにくい点滴もうけていました。
PCRの検査結果は当日中に陽性と連絡ありました。
保健所から連絡があるので、待っててくださいから3日目に電話がありました。
ホテル療養は強制ではないようです。
感染ルートの確認の質問も特になかったようです。
発熱した日を0日とし、11日目から自宅待機解除になります。仕事にも行けます。
濃厚接触者はどうなるのか?
5日間症状がでなければ、6日目から自宅待機解除になります。
随分規制がゆるくなっていました。
保健所は手が回らないようで、重症化リスクのない人はショートメッセージの連絡になったようです。
デルタ株(2021年)とオミクロン株(2022年)の対応の違い
一年で随分対応が変わってきてます。対応の違いをあげてみます。
- 感染者の自宅待機14日間だったのが、1年後は10日間になったました。
- ホテル療養は強制だったが、1年後は本人が自由に決めるようになってました。
- 濃厚接触者は感染者と最後に接触した日を0日とし14日間は自宅待機だったのが、1年後には「感染者と最後に接触した日」がなくなり、感染者が発熱した日を0日とし、5日間自宅待機になってました。
- 濃厚接触者の自宅待機中は毎日保健所から体温チェックの電話が掛かってきてましたが、1年後はなくなっているようです。
- 濃厚接触者はPCR検査をうけて陰性か陽性か保健所が把握していたが、1年後はPCR検査を受ける指示はなかったです。
日々変わっているようです。濃厚接触者の自宅待機も5日間から3日間になりそうですね。
病院代について
病院代はコロナでの治療でかかった費用については無料です。
治療費は無料ですが、事務費用などは後から請求がきました。
濃厚接触者のPCR検査は無料と言われてましたが、大きな病院だと初診料が請求されました。
まとめ
デルタ株に比べてオミクロン株は軽症の方が多い
発熱したら、かかりつけの病院へ
自宅待機期間が短くなっている。
感染者は発熱した日から10日間
濃厚接触者は感染者が発熱した日から5日間
ホテル療養は強制ではなくなっている。
病院代は無料だが事務手数料は請求される
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